例えば、当サイト全てのページで表示されるリンク付きの「kaoriz.net」を、
<a href="https://kaoriz.net/">kaoriz.net</a>
とhtmlソースで記述するところを別ファイルに保存し、各ページにそのファイルを埋め込む。内容が変更になった際、ファイル一つを修正すれば良いだけになる。
Java Script版
メモ帳か何かに以下を記述して「sitename.js」で保存。ダブルコーテーション「"」の前にはエスケープ「\」記号を付ける。
document.write("<a href=\"https://kaoriz.net/\">kaoriz.net</a>");
ソースの該当箇所に以下を記す。
<script src="https://kaoriz.net/sitename.js"></script">
ページの拡張子はhtmlでもphpでも良い。ソースには「<script ~」としか載らない、つまりsitename.jsに記述したものは反映されないので、検索エンジンから隠したい言葉を入れるのに利用することも出来る。(メールアドレスなど)
尚、Java Scriptをオフにしている場合はファイルを読み込んでくれないので表示されない。また、かつてのように「type="text/javascript"」の記述は不要となっている。
php版
ページの拡張子がphpに限られる。
メモ帳には通常通り記述して「sitename.txt」で保存。保存ファイルの拡張子はtxt以外の、htmlやphpなどでも可。
<a href="https://kaoriz.net/">kaoriz.net</a>
ソースの該当箇所に以下を記す。ソースには上記txtファイルの記述が反映されるので、ソースを覗いてもphpで読み込みを行ったかどうかは分からない仕様。
<?php readfile("https://kaoriz.net/sitename.txt"); ?>
readfile以外でもincludeなど表示可能な関数があるが、readfileでしか試していない。私はphp関数うんぬんはさっぱり分からないので、とりあえず共通ファイルの読み込みには主にphp版を利用し、readfileでtxtファイルを読み込んでいる。これで問題は起きていない筈。
jQuery利用版
近年はどのサイトでも導入されているjQueryでも可能。メモ帳か何かに以下を記述して「sitename.js」で保存。
$(document).on('ready',function(){ $("#site").html("<a href="https://kaoriz.net/">kaoriz.net</a>"); });
ソースの該当箇所に以下を記す。<p> <div> <span>などのタグにidを付与。中身は空、文字は入れない。
<span id="site"></span>
ブラウザでは<span></span>の間に、リンク付きテキストで「kaoriz.net」と表示される。
kaoriz.net
リンク無しでしか使わない! という硬派路線ならば、htmlという箇所をtextに。
$(document).on('ready',function(){ $("#site").text("kaoriz.net"); });
ブラウザ表示。
kaoriz.net
スタイルシート利用
文字だけならば、スタイルシートでも対応可能。
<span id="site"></span>
上記と同じく、ブラウザでは<span></span>の間に「kaoriz.net」と表示される。
#site:before{ content: "kaoriz.net"; }
小細工によって幅が広がって楽しい。