各地に蔓延する魔瘴にやられ、身体が弱っている国王。
国を救うための儀式が必要で、側近は暗に引きこもりの王子にやらせろと進言するが、王は先が見えている自分が行うと宣う。
フォステイルは儀式ではなく、願いが叶う魔法のノートに頼れと言う。
今は亡き王妃が所有していたノートの所在は不明らしい。
儀式の間に魔物が入り込んだとの情報が来て、討伐隊が結成される。
この国への道中にあった大風車塔の最上階が儀式の間。皆で向かうぞ、エイエイオー! とか言ってるけど、頼りなげな風体のミニミニ兵士たち。
まずは敷地の探索から始めたのだが、これまでに引き受けたクエストに引っ掛かりまくり。魔物討伐より、そっちの方が気になって忙しい。日に日に弱っている王には悪いが、暫し寄り道三昧。
というか、アルウェちゃんお姫様になりたぁい、と言っていたオルフェアのサーカス団長の妹をお妃にしたのが、あの王様か。げっそり痩せた姿は老人のようだったけれど、本当はもっと若々しいのだろうか。それとも年の差夫婦かね。