「道後温泉本館」は道後温泉のシンボルで、共同浴場の名称。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルとも言われている。
滞在中は建物の前を何度も往復したが、旅行者だけではなく、地元民と思しきご老人、出張ついでのサラリーマンのような出で立ちの方々が常に群がっていたという印象。
ホテルにチェックイン後、入浴しに来てみた。浴場は一階にあり、茶菓子付き休憩室のある二階以上は追加料金が必要になる。料金は四段階で、一階神の湯のみの利用で400円。二階大広間での茶菓子付き休憩と浴衣を付けると800円。更に霊の湯への入浴とタオルのサービスが付いているコースが1,200円。テレビなどでよく見る三階個室、坊ちゃん団子とお茶に格上げされた最上級コースだと1,500円。
私達が利用したのは、滞在先ホテルのサービスに付いていた400円券。尚、三階個室利用者は一時間20分、他は一時間までの利用、とされている。入浴と着替えと茶菓子を食べるのなら一時間制限はきついと思ったが、実際は大混雑でゆっくり浸かってもいられず、烏の行水レベルで上がってしまったので、休憩所利用コースでも満喫出来たかもしれない。
玄関横に「俳句ポスト」。ポストは電車内でも見かけた。
人力車。
玉の石。病気平癒、商売繁盛、縁結びなどの祈願に。