ラグアス王子の部屋に入ると、幻影の続き。

父親に予知を伝えたくても、耳を傾けて貰えない。

話を聞いて貰える人物になりたかったので、ラグアスはノートに「フォステイルになりたい」と書いたのだった。


でも、フォステイルの姿を以てしても、父親は受け入れてくれず。

嘆いていたら、天の声が降りて来たー!

フットワーク、軽いw フォステイルとして界隈をうろついていたのだから、国民の噂通りの引きこもりではないもんね。まあ、そんなこんなで、城入口で遭遇した時は覚えているか否かではなく、本当に初対面だったわけだ。

一方、腹心イッドを伴い、儀式の間に来た王。

ふふふ。儀式の間に生贄として捧げられるのはアナタ、王様ですよって。

一歩及ばず、倒れた王の元に駆け寄る王子であったが。

魔物って揃いも揃って何故、こんな液状化したような気持ち悪い顔なんだ。だからこそ魔物と呼ぶのだろうけれど。
