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インドネシアのバリ島とジャワ島を巡る観光旅行、ジャワ島編。ジョグジャカルタ市内のホテルに宿泊。ホテル内レストランと、ガイド氏が強力に薦める日本料理店で食事。2005年6月訪問。

ジャワ島での宿泊はジョグジャカルタの街外れにあるジャヤカルタ・プラザ・ホテル。

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朝食はホテル内レストランのビュッフェ。中華粥のトッピングの種類が豊富で楽しい。

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食事は全てツアー込み。初日の夕食はレストランでの中華料理。バリハイビール。昼に飲んだビンタンより薄い。尚、二日目の昼食はスラカルタでの中華料理、翌三日目の昼食は街中のお洒落カフェでの多国籍料理ビュッフェだった。

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二日目の夕食。京都で十年以上も修行したというインドネシア人シェフが切り盛りする、日本料理店「花」。

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でも――困るよ、Aさん。日本食は、ツアー最終日のバリでも予定されている。つまり、ただでさえ短い旅で元々望んでもいないのに、日本食が二回も当たるという事態になったわけ。この日の昼食はインドネシア料理、夕食は中華料理の予定が、昼と夜が逆になったのだと勝手に思い込んでいた私が悪いのか。

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食事は予約済みだったため大人しく取ったが、その後で私は文句を言おうと、まずは予定を変更した理由を尋ねた。Aさんの会社では、観光場所の順番やレストランを、係員の裁量で決めて良いそうだ。彼の本職は実は大学教授で、その経歴からも特にプライドが高く、お客を連れて行く場所には「かなり拘っている」、「絶対に美味しいと思う店にしか連れて行かない」と胸を張った。確かに、どのレストランでも味に満足したし、この日本料理店も茶碗蒸し、揚げ出し豆腐、天麩羅、漬物、汁物など全て美味しく、日本で食べるものと同じで感動すら覚えた。

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食事を終えて店から出ると、Aさんの手には天麩羅がぎっしりつまった土産の折がぶら下がっていた。本職が忙しく、今回が三ヵ月ぶりのガイドで、三ヵ月ぶりの日本食。家族がとても楽しみにしているらしい。嬉々としてそう語られてしまい、私はそれ以上何も言えなくなってしまった。

posted on June 19, 2008
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