北海道日本ハムファイターズが本拠地を北海道に移してから10年目を迎えるということで、3月1日に札幌駅前で催された「10th SEASON HOME CEREMONY」に行って来た。
会場の造りが元々変な上にマスコミ用の撮影櫓が邪魔で、最後方のブロックからはステージの右半分が見れなかった。午後二時半開場、三時半スタートで、まずは市長などの挨拶。OBによるトークショーは、悪天候で岩本勉氏が間に合わず、金村暁氏と司会者さんの二人で。
10年記念で制作中のテーマソングを歌う、北海道出身アーティスト「TRIPLANE」の江畑氏登場。サビ部分をCDに収めるため、私達観客も合唱。
四時を10分も過ぎた頃やっと、選手と首脳陣の皆様が登場。数メートル先を歩いているのに、人の頭越しなのでろくに見えず、適当にカメラのシャッターを切っただけ。
監督や鶴岡選手会長による挨拶、この十年を振り返る映像。OBからもメッセージが届いているというアナウンスに、新庄か? ダルビッシュか? と色めき立つ周囲の皆様だが、懐かしの助っ人外国人選手セギノール、ヒルマン元監督の御二方からだった。でも、これも確かにサプライズ。
ヒーローインタビューでセギ様にお姫様抱っこされた時の感想を語った武田勝氏は、その前置きに空模様について「酷いですね」。「寒い」ではなく「酷い」。マサルさんらしい言い回しに笑う。
選手の皆様も顔を顰めて寒そう。本当に酷い仕打ちだよ。既に二時間以上も雪の中で立ちっ放しの私達も辛いが、暖かい沖縄キャンプ帰りの選手達が体調を崩したらどうするんだ。
無の境地……?
最後は、移転直後の式典にも居た金子誠選手による、短く簡潔かつユーモラスな選手宣誓風挨拶で締め。
選手滞在時間は20分位。あっという間で寂しいような、ほっとしたような。いや、マジで冬の屋外でのイベントはヤバいから考え直そうよ。