シドニーからオーストラリア大陸中央部に向けて、飛行機で移動。到着間際にぽつんと現れた、世界最大級の一枚岩がエアーズ・ロック。
エアーズ・ロック地区へは入域料が必要。
野生のディンゴ。
シドニーを出発する時は私達二人だけだったが、空港からは他の日本人団体と共に現地係員に連れられ移動。この地を訪れる観光客が必ず利用することになるエアーズ・ロック・リゾートは一つの街のようなもので、豪華リゾートホテルから格安ドミトリー、キャンプ場、観光局、ショッピング・センター、警察署など、必要な施設の全てが揃っている。
私達が選んだ宿泊先は、最もランクが高いセイルズ・イン・ザ・デザート。しかし、皆が次々と部屋に消えて行くのを横目に、私達一組だけは掃除中を理由に部屋の鍵を渡して貰えなかった。暫く様子を見ていたが、何故か私達だけ。フロントに訊こうとするも「部屋は無い」の一点ばりで、逃げるように他の客の応対へ移ったり奥の部屋に引っ込んでしまったり。何なんだ、一体! 一つぐらい空き部屋を融通しろよ!!
他国のツアー客のことは良く分からないが、JTBや日本旅行や名鉄観光に比べて力が弱いのかな、と思ったり。私達が利用しているKだって日本では大手だけれど――出発前からトラブル続きだし、もううんざり。
とは言え、本来のチェック・イン開始時刻前という仕方がない側面もあり、荷物を預けて昼食を取りに出掛けた。リゾート内のレストランはどこも定員オーバーで、人が溢れ返っている。外のテラス席も全く空く様子が無いため、スーパーのサンドウィッチを壁際で立ち食い。
結局、二時間以上ロビーで過ごし、ツアー観光から戻ると流石に部屋は用意されていたが、時間の都合で寛ぐ間もなく夕食のためレストランへ行った。そこでも席に案内される迄が大行列で、一時間以上も待たされた。見た目の雰囲気は良さげだが、肝心のサービスはリゾート全体において最低最悪。長時間過ごすのを踏まえて高ランクのホテルを選んだのに、寝に帰るだけで終わった。
リゾート内で統一して使用されるロゴマークは可愛いんだけどね。ホントそれだけ。