パリ観光名所の一つ、ナポレオンの命で建てられたエトワール凱旋門。三度目の訪問。モノクロ撮影。
到着してから知ったことに、この日は展望台を無料開放していた。その代わり、エレベーターは休止。仕方がないので、高さ約50メートルに階段で挑んだが――サクレ・クール寺院でも長い階段を十数分掛けて上り、その後の散策でも歩き通しだったので、かなりきつい。階段室の灯りまでケチられて薄暗い。下を覗くとブラックホールに見えて来た。
上る前にシャンゼリゼ通りのカフェで一服しておいて良かった。
凱旋門はシャルル・ド・ゴール広場の中心に建ち、ロータリーからは放射状に12本の道路が延びている。屋上からの眺めは、苦労して上った甲斐もあって格別だった。
金屋根はナポレオンの墓があるアンヴァリッド、右端はモンパルナス・タワー。
アンヴァリッドとモンパルナス・タワーから視線を移すと、右にエッフェル塔。
西部に広がるブーローニュの森。
ラ・デファンス地区。シャンゼリゼ通りの正反対となる北西で、「新凱旋門」がある。
中央左寄りに白亜のサクレ・クール寺院。
有名なシャンゼリゼ通り。突き当りにチュイルリー公園、ルーブル美術館。