サイパン 初めてのダイビング

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スキューバダイビングCカード取得のため、海洋講習を受講しにサイパンへ。台風一過の海での初潜りは、なかなか厳しいものであった。1997年6月訪問。

今回サイパンに来たのは、スキューバダイビングのオープンウォーター(OW)ダイバーのCカード取得において、最終課程の海洋講習を受けるため。波打ち際のシュノーケルだけでは我慢出来なくなり、本格的に海に潜りたくなったのだ。学科講習とプール講習は日本国内で受講済み。

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ダイビングショップに行き、まずは諸々の手続き。そこに書いた内容を見て、若くて態度が偉そうなスタッフが顰め面になった。住所や名前の一般情報ごときで嫌な顔をされる理由が分からないし、無愛想な癖に口調が慣れ慣れしくて変な奴! と思ったら、相方が昔近所で見たことがあるような気がすると言う。後で日本のショップで確認したら同じ街の出身と判明したので、本当に相方の近所に住んでいた人物だったのかも。おまけに、その時は紹介もなく気付きもしなかったが、実は彼はショップの店長だった。あんなのが店長で良いのか?

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一方、担当インストラクターの女性は、サービス業らしからぬ無口っぷり。車中では殆ど喋らず、話し掛けにくい雰囲気で、間が持たない。何処に連れて行かれるのかも分からないまま、車はビーチで停車。後で地図で見て推測したところ、島北部のマッピ岬の近くだったと思われるが、それすらも聞けない空気が漂っているのだ。

到着したビーチでは簡単なスキルチェック後に器材を付けて、と思ったら荒波。実は前日まで台風のためにダイビングが一切出来ない状態だったとか。暫く様子を見ていたが波が高いままなので、島の反対側のビーチに期待して移動することになった。

結局、二日間の四ダイブ全てを、ラウラウ・ビーチという有名ダイビングスポットで受講。湾になっているので比較的マシではあるが潮の流れがやはりきつく、更には遠浅で海に入る前から体力を奪われ疲労困憊。

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ダイビング終了後はショップに戻り、ダイビング・ログに記録をつけ、インストラクターにサインを貰う。果たして、私達は合格だったのだろうか。不安に思いながらログブックを差し出すと、彼女はプリクラもどきの写真シールを貼り、可愛いスタンプを押し、更ににっこり笑って「おめでとう」。あまりの落差に拍子抜け。

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何とか講習を無事に終え、日本へ帰国。

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サイパン島のそばにあるマニャガハ島。

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復路機内食。ハッシュドポテトにベーコンなど、朝食らしい軽いおかず。

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これは往路機内食。シーフードのホワイトソースがけ、チョコレートケーキなど。

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帰国後、通っているダイビング・ショップにCカードの申請しに行った。しかし、最終段階を受け持ったサイパンのインストラクターが受け持つのが正しいらしい。結局、日本のインストラクターの認定にて申請して貰ったが、「申請料」はサイパンのショップの収入になっているとか。いい加減な話だなあ。

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私達のCカード取得課程はなかなか過酷だったが、クマノミにチョウチョウウオなどが乱舞するサイパンの海の光景は本当に素敵だった。せっかく行ったのに余裕が無かったし、有名スポット「グロット」にも潜ってみたいが、もし次に行く機会があっても今回のショップMは避けておこうと思っている。

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fin.

posted on July 4, 2006
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