「世界の車窓から」というテレビ番組があるが、その中国版をイメージしながら旅行気分を楽しめる一冊。地球の歩き方シリーズより刊行。
ラサの都になら飛行機で行けますが、本当の「秘境」へ到達するには時間はもちろん、高山病の危険も伴う辛い道程が待ち受けているイメージのあるのがチベットでした。しかし2006年7月から営業運転を始めた青海チベット鉄道(青蔵鉄道)は、そんな過去の常識を覆し、まるで日本で寝台特急に乗っているかのような気楽さで、5000メートル級の峠を軽々と越え、7000メートル峰の雄姿を車窓に映しながら1泊2日でラサまで連れて行ってくれるのです。
