九寨溝の九は、チベット人などの少数民族が住む村(寨)の数。則渣窪景区にはそのうちの一つ、則渣窪寨があり、チベット族特有の家屋を見学させて貰った。旗飾りとペイントが特徴。
住人のオニイサンが出て来て、北京の大学で学んだという流暢な日本語で「こちらへどうぞー」。
外観の派手さとは対照的、質素な応接セット。
台所。
生活や歴史の紹介パネルを見た後はお約束、店舗になっている部屋へご案内。
ヤクの乳から出来たバター茶。日本人向けに塩ではなく甘味を足したためか、お汁粉のような味。
売り物のメインは玉(ぎょく)で出来た3,000円の枕で、ランチョンマットのような形状。玉の冷たさが快眠をもたらし、頭痛や肩こりも取れるのだとか。この枕を何故か男性ばかり、ツアーにいた殆どとなる五人が即座に購入。彼等は成都で絹布団も買っていたしお疲れなのね、と同情しつつ、玉を繋ぐ糸が切れたら面倒だと考える女性陣は悉く購入を見送っていた。
枕を売り込むお父さん。