ショー会場「クマ山ステージ」で催されるのは、クマのアスレチック。
観客三名がアスレチック内に招かれ、それぞれ好きな場所にミニドーナツ状の餌を置く。丸太橋の上、木の股や陰など。勿論、この段階ではフィールドに熊は居ない。
観客が退避した後、頑丈なゲートが開き、熊さん登場。あちこちに隠された餌を探す。
扉付き木箱も器用に開ける。民家に侵入した羆が冷蔵庫を漁る、といった事件もさもありなんと思わせてくれる。
木の股に置かれた餌は余裕で発見。
二つの木箱の蓋は右開きと左開きとで異なっているが、手間取ることなく餌をゲット。学習済みかな。
餌は計十数個。観客が各三個、係員さんの方でも主に木箱の中など何箇所か。十個程見つけたら満足したのか少し遊びが入る。
餌を全て見つけ切れていないが、出入口付近をうろうろし始めたら、飽きたというサイン。ゲートが開いて、熊が帰って行く。登場から十数分程。
昔は熊とスタッフが一緒にサッカーで遊んだり、玉乗りなどの曲芸を披露したりという内容だったのが、万が一を考慮し、接触を避ける趣向に変わったようだ。