シェムリアップ空港で現地人男性係員サムナンさんと合流し、滞在先となるバンテアイ・スレイ・ホテルへ向かった。
荷物を置いてすぐに観光に出る筈が、オヤジ一人がビデオカメラの準備に手間取り、十分以上も待たされた。団体行動のマナーを守ってくれ。苛々するよ。しかし、オヤジ共はこの日に参加するツアー客が私達二人だけと確認した上で、安心して申し込んだのだと言う。二人程度ならば迷惑掛けてもまあいいや、ってか? コラァ!!
途中、両替所に連れて行って貰った。今回のツアーは三食付きだし、USドルが普通に使えるというので、5,000円だけカンボジア通貨のリエルに交換。実際、観光地で寄って来る土産売りも、最初からドル建てか日本円で値段を言って来るし、リエルの出番は殆ど無かった。
オヤジ共は両替する金額を迷い、ここでも出発が遅れた。やれやれ。
12-13世紀に栄えたクメール王朝の首都の跡地、世界遺産にも指定されているアンコール遺跡群での最初の見学場所はスラ・スラン。王の沐浴のために造られた長方形型の池で、幅は300×奥行700メートル。
テラスの四隅には、蛇の神様ナーガの砂岩で出来た装飾。
階段の横には、獅子のシンハ像。