銀細工と宝石の土産物屋へ立ち寄ったが、欲しいものがないので五分で退店。そして暑い中、外でだらだら過ごす。というか、現地係員のBさんがのんびり煙草を吸っているのを、客の私達が待っている状態なんですけどー。彼は日本語も説明も上手いが、土産物屋やオプショナルツアーなど、最後には必ず彼の利益に繋がる話となるのが厭らしい。
それから空港の国内線ターミナルへ移動。手荷物検査場前でBさんと別れ、搭乗手続き、更に空港税の支払いカウンターを通り、待合室へ続くエスカレーターに乗ってふと見ると、ガラスの向こうにBさんの姿があった。お客が見えなくなるまで、いつもそうして見送っているらしい。世話になっておきながら勝手だが、彼と別れてほっとしていたので少し複雑。
エスカレーターを上ると、待合室と売店があった。見て回ろうと足早になったところで、ちょっと無視しないでよ、と言わんばかりのオネエサンに呼び止められる。困った人のための案内ブースかと思ったら、搭乗券をもいでくれるデスクだった。搭乗券を出し、代わりにカードを貰う。搭乗の際にカードを渡して飛行機に乗るわけだが、空港税のカウンターといい、入国時のVISAカウンターといい、通過する窓口がやはり無駄に多い気がする。
一通り見終わってベンチに座っていると、また別の空港職員が「カードと引き済み?」と訊いて回っていた。そりゃ、デスクの位置も悪いし、他の空港では無い過程だもの。スルーしてしまう人も多かっただろうさ。
ガルーダ・インドネシア航空247便、機内食は軽食。サンドイッチとロールケーキ。
一時間十数分のフライトで、ジャワ島のジョグジャカルタに到着。
ジャワ島のほぼ中央に位置するジョグジャカルタ Yogyakarta はバリ島の隣島だが、一時間の時差がある。空港カウンターで「行き先はジョグジャでいい?」と訊かれ、初めて省略形を耳にしたのと、そのような公的な場所で使われたことに面食らったが、現地では通常、ジョグジャカルタを「ジョグジャ」と呼ぶ。
人口46万人のジョグジャカルタ市内。バイクと自転車がやたら多い。山積みの「えびせん」運搬車もあちこちに。
四人羽織り。
ジャワ島の滞在三日間をお世話になる係員Aさん。
機内食を食べたばかりだが、レストランビュッフェでインドネシア飯の昼食。お供にビンタンビール。
ちなみに、係員名は記号の順番を間違えたわけではなく、彼等のイニシャルです。