ガイドブックにも代表的台湾料理店と紹介されている「欣葉」にて夕食。メニューは台湾式香菜添え豚の角煮、切干大根の塩漬け入り卵焼き、青菜の炒め物、海老の酒蒸しなど。
鐘さんの勧めで、レストラン近くの夜市を覗いてみることにした。士林夜市は衣服や雑貨類の方が目に付いたが、そこは肉や麺といった食事向きの店が多く、夕食を取ったばかりの私達はまたもや散歩するのみ。
屋台街に入って十数メートル歩いたところで、鐘さんは鶏の丸焼きを買っていた。それを包んで貰い、「さあ、帰りましょうか。冷めちゃうから急がないとネ」。旅行会社の送迎車は既に帰ってしまっているため、私達をタクシーでホテルまで送り届け、鐘さんはそのタクシーに乗ったまま、鶏の丸焼きを届けに友人宅に向かったのであった。私達を夜市に誘った真の目的はそれかー！？
初日と同じ六福客棧（レオフーホテル）に戻り、宿の裏道に広がる夜市を物色。鐘さんのペースに振り回されただけで、終わるわけには行かない！
しかし、フルーツジュースや饅頭など、おやつ系の店は幾つかあれど、台湾スイーツの定番、マンゴーの乗ったカキ氷を売る店が見当たらない。私が残念がっていると、「鐘さんから貰ったマンゴーとライチ！」と相方に冷たく指摘されてしまう。
結局ホテルに帰り、台湾スイーツを堪能するどころか、山盛りの台湾フルーツと対峙するしかないのであった。