カッパドキアで人気の洞窟ホテル。それなりにお高いらしい。
私達ツアーの滞在先は、ネヴシェヒルの外れに位置するリゾート・デデマン・ホテル。首都アンカラやイスタンブール、アンタルヤなどにもチェーン展開している、ツアー客御用達の宿である。
客室。
ホテルではちょうど結婚式が行われていた。トルコでは結婚披露宴へ向かう花嫁を花婿が迎えに行く際に使う車に、リボンと花で飾り付ける習慣がある。左ハンドルだが、前が見辛そう。
ナンバープレートにまで貼ってある。
翌朝バージョンはリボンの色が変わっていた。
玄関横、披露宴会場らしき部屋。
私達ツアーの現地ガイドさんは数ヶ月前に結婚したばかりということもあり、移動中のバス車内で結婚に纏わる話をたくさん聞かせてくれた。イスラム教の国ということで男女が同席することが基本的にないためお見合いが多い、トルココーヒーを介して返事をする、結婚が決まったら両家と新婦からトルコ絨毯を贈られるので家には三枚、など。そういった習慣の他、このデコレーション・カーについても、エッセイ漫画「トルコで私も考えた」で読んだ描写そのままだったが、実際に見聞きするとやっぱり面白い。(車の話は「21世紀編」などに収録)