古さんの案内による半日観光はまず、マカオ・グランプリが開催されるという海岸沿いの道路を北上。時速何百kmで爆走するとは想像し難い程狭い、片側一車線の曲がりくねった一般道だった。
有刺鉄線の向こうは中国。国境付近での撮影はこっそり行うようにとの注意があり、車内も何となく緊迫したムード。
国境ゲート。マカオ側は淡い緑のヨーロッパ風、中国側は特徴のない建物だった。
国境を離れ、ほっと一息。太極拳の様子。
聖ポール天主堂跡は、17世紀初めに日本人キリシタンの協力の下に建てられたカトリック教会。火事で消失したため、現在では正面部分のみが舞台劇セットのような張りぼて状態で残されている。小高い丘の階段の上に建ち、青空とのコントラストが印象的。
モンテの砦。聖ポール天主堂跡の傍にある、大砲台の跡。
聖ポール天主堂跡の階段上からの眺めは雑踏。
聖ポール天主堂跡とモンテの砦は、2005年に「マカオ歴史市街地区」の一部として世界遺産登録された。