ペンニャ教会は街の南部の丘に位置する、ロココ式のカトリック教会。かつては東洋における布教の拠点になっていたという。
マカオは中国本土と隣接し、私達が観光したマカオ半島、タイパ島、そしてコロアネ島の三つのエリアから成り立ち、それぞれを橋や埋立地で結んでいる。1887年からポルトガルが統治し、紆余曲折を経て、1997年に香港がイギリスから中国に返還されるのに続き、マカオも1999年12月20日に中国へと返還され、マカオ特別行政区となることが既に決まっていた。
しかし、賑やかな香港に比べ、マカオを訪れる旅行者は殆どがカジノ目当てで、純粋な観光客はあまり多くはないらしい。中国に返還されたらますます香港に遅れを取ってしまうのではないかと、彼自らの仕事柄もあって古さんは危機感を抱いているようだった。
タイパ島へ続く橋。旅行時は空港を建設中の、ガイドさん曰く「何もない島」だった。
マカオは一泊だけで、香港へ移動。
香港での滞在先は、九龍半島側の南北に伸びるメイン・ストリート、ネイザンロード(彌敦道)に面したイートン・ホテル(逸東酒店)。