一晩明けて気付いたことに、アテネ・ゲート・ホテルの眼下にゼウス神殿。視界を遮るものもなく、15本のコリント式の柱がよく見える。観光の始まりから期待を持たせてくれる演出。
市内観光ツアーで最初に訪れたのは、1896年に初めて近代オリンピックが開催されたオリンピック・スタジアム(アテネ競技場)。古代ギリシャの競技場に近い形で、狭そうに見えるがトラックは一周400メートルある。ジョギングしている人がちらほら。五万人は入るという観客席は大理石製。
夏のオリンピック開催地を記した碑。「1964年、東京」も刻まれている。
フィロパポスの丘へ移動。右にあるのは二世紀頃のローマの執政官、フィロパポスの記念碑。
遠くに隣街ピレウスと海が見える。
何と言ってもこの眺め。ギリシャ古代遺跡観光のハイライト、パルテノン神殿。
アクロポリスの丘から見るフィロパポスの丘。