十勝平野を抜け狩勝峠を経由し、北海道の中央部にある富良野市へ。市街から20kmほど山に入った麓郷(ろくごう)地区にある、ふらのジャム園が最初の目的地。
ジャムは38種類もあり、小さなパンにつけての試食可能。ベリー系や各種葡萄の一般的なものから、野菜、栗、ミックスされたものまで、目移りしてしまう。行者にんにくの加工品などの農産物も置いてあり、たくさん買い込んでしまった。
私は十数年ぶり、三度目の来訪。鬱蒼とした森にひっそり存在する小さな建物、ラベンダーが満開の夏の休日だったにも関わらず観光客もまばらで、何か買わないと申し訳ないような気がしてジャムかけアイスを注文したのを覚えているのだが、久しぶりに来たジャム園界隈はすっかり変貌していた。駐車場はいっぱいで観光客はうじゃうじゃいるわ、建物も増えて立派になり、「ジャム」繋がりなのかアンパンマンを描いたやなせたかし氏直営のオフィシャル・ショップまで。2000年夏にオープンしたらしい。