ウポポイの国立アイヌ民族博物館、訪問時の特別展示室のテーマは「サンタン交易と蝦夷錦」。
北海道や樺太(サハリン)、ロシア極東地域の先住民族は、17~19世紀にかけてサンタン交易と呼ばれるネットワークを通じて様々なモノを流通させ、その交易ルートは「北東アジアのシルクロード」とも呼ばれています。このネットワークを通じてもたらされた代表的なものが、中国の官服である蝦夷錦・サンタン服やその反物です。

パンフレットにも掲載されている蝦夷錦。ガラスの反射で分かり難いが、生地が透けて向こう側が見えていた。

地球全図。つまりは世界地図。

交易で使われた舟と紹介映像。本当に荒波を越えられたのかと驚く程、小さくて造りも心許無く見える。

スキー板。スノーボードかと思えるくらい幅広。裏側には動物の皮が貼られている。

ガラス玉や銭貨などの資料。

数々の蝦夷錦。




特別展示室だけで30分程滞在。ここももう少し時間を取っても良かったかも。
