熊本市内へ入り、水前寺成趣園(じょうじゅえん)を散策。阿蘇の伏流水を引いた池の周囲に、築山や石、芝生、松を配し、東海道五十三次を表現している。
出水神社。
御祭神細川忠利公銅像。
左の橋は日本橋を表す。
近くにあった「いきなり団子」の店。突然お客が来てもそのまま=熊本弁で「いきなり」出すことが出来る、つまり、簡単に出来る団子というような意味で、昔ながらのシンプルな菓子とか。
象嵌(ぞうがん)とは一つの金属に異種の金属をはめ込んで種々の模様を描き出す技術で、この地方の「肥後象嵌」は主に鉄地に金、銀、銅を使用。ネクタイピンやブローチなど装飾品に加工される。ただ、行った店では展示してある品物も少なく、土産物屋に寄る度に何かしらを買い求めているツアー客も反応が鈍い。隣の酒屋で正月にしか飲まないという赤酒を試飲させてくれたりで、象嵌そっちのけで赤酒が飛ぶように売れていた。
熊本城にはかすりもしなかった。土産屋巡りより、車窓からちらっと見せてくれるだけでも良かったのに。