新千歳空港から三沢空港までは僅か45分のフライト。空港からはホテルの送迎バスに乗り、15分程でホテルに到着。第一から第四まであるうち、私達が選んだのは最も古くからあり料金も一番安かった古牧第一グランドホテル。
敷地に線路が走っている。
広い敷地内に大浴場が三箇所あるが、露天風呂のある大浴場は事前のアナウンス通りに工事中で、残念ながら入ることが出来なかった。古牧温泉の始まりとなった古牧元湯は別棟にあり、私達が泊まった第一グランドホテルのロビーからは連絡バスに乗るか、外を五分歩かなくてはならない。客室に入るのが微妙に遅くなった分だけ連絡バスの時刻と合わなくなってしまい、更に運悪く相方が前日に捻挫して足を痛めていたため無理せず、とりあえずは同館にある大岩風呂へ。
浴場は青森の名所である十和田湖、奥入瀬渓流を模した構造となっている。露天風呂が工事中の代わりに、林檎を300個浮かせた期間限定の風呂があった。仄かな香りと、ぬるめのお湯が気に入って、一番長く入れたかも。ただ、ちょうど新鮮な林檎を入れたばかりだったらしく、これが翌々日の朝になると林檎が茹で上がって崩れてぐちゃぐちゃになって浮いていた。
翌日の夕方に古牧元湯へも行ったが、大岩風呂とは違った趣。お湯も肌に纏わり付く感じ。私には熱くて、一度しか入りに行かなかった。