(サヴェッラ大聖堂到着編からの続きで、裏ENDにのみ挿入される場面)
ククール 「でも 明日になれば 姫様は あいつと 結婚か……。なあ エイト? そうだ! エイト。指輪だよ。あの指輪があっただろ。お前のオヤジの指輪がさ。指輪をもってるんだろ? それをクラビウス王に見せてみたらどうだ!? クラビウス王も お前が亡き兄の息子だって分かれば 考えを変えるかもしれないぜ。いちかばちか話をつけに 法皇の館へ行ってみろよ。さあ 行ってきなよ!」
エイトは指輪を取り出し、指輪をじっと見た後、決意したかのように立ち上がる。
場面は法皇の館へ移る。館を出るまでに、いろいろな人々と話すことが可能。以下、チャゴスのみ紹介。
チャゴス 「……ぐふへへ ミーティア。大丈夫 大丈夫だよ……ぐうぐう。」
(二階のテラスにいるクラビウス王に話し掛けると、ムービー再開)
クラビウス 「ややっ! お前はエイト。覚えておるぞ。かつて 王家の家宝である魔法の鏡をくれてやったな。どうしてお前がここにいるのだ……ん? なにかわしに大事な話があるようだが。」
- (ここで「クラビウスにアルゴンリングを見せますか?」と出る。「いいえ」にすると)
- クラビウス 「なんじゃ。おかしな奴だな。用がないなら 出ていってくれぬか。こう見えても わしは忙しいのだよ。」
もう一度話し掛けると、
クラビウス 「なんじゃ どうしたのだ? やはり このわしになにか話があるというのか?」
ここでまた「いいえ」にすると、上の「なんじゃ。おかしな奴だな。~」からの繰り返し。
そしてこのまま館から出ると、次のクラビウスとの会話は発生せず、夜が明ける。
(「はい」を選ぶ、または「いいえ」の後で「はい」を選び直すと以下に進む)
クラビウスがリングを手にする。
クラビウス 「こっ この指輪は! アルゴンハートを石に使ってるな……。どこで手に入れたのだ?」
説明するエイト。
クラビウス 「ううむ……さすがのわしも頭が混乱してきそうだよ。だが お前が我が兄エルトリオの息子だという話は 本当のようだな。でなければ 身内しか知り得ない事情を そこまで知るよしもないであろう。思えば もし兄が国を捨てて お前の母を追いかけていかなければ 今頃は兄がサザンビークの王のはずだ。そして お前が王子として生まれていれば ミーティア姫と結婚するのは お前だったかもしれん。だが いまさら何を言おうが それらはすべてもしもの話だよ。王位継承権を持つ者が新たに加われば 国が乱れるであろう。お前を認めるわけにはいかんのだよ。」
そして、エイトに背を向ける。
クラビウス 「……悪く思わないでくれ。話は以上だ。もう帰るがよい。」
館から出ると、夜が終わる。