トルコ イスタンブール アヤソフィア

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トルコ旅行、最終日のイスタンブール観光。ブルーモスクの向かい側に建つアヤソフィア。歴史が複雑。休館日に当たり、残念ながら外観を眺めるのみ。2010年9月訪問。

アヤソフィアは、西暦325年から建築が始まり537年に完成したギリシャ正教の大聖堂。ブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)とトプカプ宮殿の間に建っている。

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しかし、1453年にコンスタンティノープル(=イスタンブール)が陥落した際、大聖堂からジャーミィ(モスク)に変えられ、歴代の皇帝四人がそれぞれ塔を建て、内部のモザイクを漆喰で塗り潰してしまう。以後、1931年にモザイクが発見されるまで壁の中のことは忘れ去られていたが、1932年に初代大統領アタテュルクにより博物館として公開されることになった。

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というわけで、大変見応えのある博物館ではあるものの、私達が行った日は残念ながら休館日だったため、外観を見るだけで終わり。

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ザクロ売りのワゴン。

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胡麻をまぶしたリング型のパン、スィミット。

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とうもろこしと焼き栗。

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向かい合わせに建つブルーモスク。

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ここでツアーの一人が集合写真を撮りたいと言い出した。昔は団体ツアーに付きものという感じだった、ツアー参加者全員が揃った集合写真。団体ツアー自体が久しぶりだし、個人情報うんぬんの時代を反映してか、暫く経験していない。言い出したからにはそのオバサマが、メールで画像を送るか、プリント写真を郵便で送るか、どちらかしてくれるのだろう。幸いにしてツアーに変な人はおらず、オバサマにメールアドレスや住所を教えても問題なさそうだ。私はそう考えていた。

ところが、誰かが「私も」と言い出し、あれよあれよという間にそれぞれが撮影係の添乗員さんにカメラを渡し――その数、約20台。予め各自のカメラに収めてしまえば、受け渡しする必要も無くなる、というわけ。もっと驚いたのが、たくさんのカメラを片手に掛け、次々に淡々と撮影をこなす添乗員さん。慣れているのか、全く動じていない。今の時代の集合写真って、このスタイルが当たり前なのか?

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私もカメラを預け、こんな状態でパチリ☆(人物ぼかしと白黒修正入り)

posted on December 2, 2010
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