クフ王のピラミッド内部へ。下中央、かつて盗掘用に造られた開口部から入る。その右斜め下の小さな三角の切れ目は、以前観光客用に開放していた出入口。
一番下の石の高さは150cmくらい。
以前利用されていた出入口。封鎖されている。
こちらから入る。入口の女性は係員。
入口方面を振り返る。暫くは天井がごつごつした低い天井が続く。
大回廊。通路は狭く、天井が高い。小刻みな階段が歩き難くて体力を消耗するが、大行列になっているので足を止めることは出来ない。博物館のミイラ展示室のような臭気も辛い。
明るくなった先が行き止まり、中心部となる玄室。腰を屈めて進む。
玄室内の撮影は失敗。石棺のみの殺風景な空間だった。
絵葉書。
ピラミッドは王の墓とされているが、ミイラが発見されたわけでもない。が、最深部の玄室では物が腐りにくかったり、植物の発育が早かったりという不思議な現象――いわゆる「ピラミッド・パワー」が作用したり、日時計だったとか、天文台だった、地球の縮図だ、はたまた宇宙人の基地など、様々な説がある。