ラノ・ララクの頂上付近まで登ると、カルデラ湖が見えて来る。
一時間程かけて歩き回った後、麓にある東屋で野外ランチ。中央左、森になっているところ。
既に何組かの観光客が食事を取り始めていたが、こういう場所では宅配ランチ屋が活躍しているらしい。私達も蒸したマグロ、煮込んだ牛肉の弁当を、チリ産ビールと共に味わった。周辺の海ではマグロが多く捕れ、ガイドさん達はたまに刺身でも食べるとか。
でも実は、その時の私はとんでもなく絶望的な気持ちで、悠長にランチを味わうどころではなかった。何とカメラを壊してしまっていたのだ。火口湖見学中、相方に撮って貰おうとして渡し損ねて落としたカメラが、事もあろうに岩を直撃。結果、電子回路がいかれてしまったようで、レンズの蓋が開閉しない。これだから今時のカメラは精密過ぎて困る! と、怒ったところでどうにもならならず。
幸いというべきか、旅行時は常にインスタント・カメラも持ち歩いている。残り枚数は10枚程。一つの観光地での撮影ポイントを抑えれば、この日の分までは乗り切れる計算だが。