モアイ像は全て「アフ」という石を積み重ねて作ったプラットホーム状の祭壇の上に立っていて、アフごとに名前が付けられている。イースター島博物館のすぐ裏手にあるタハイ遺跡村には、三つのアフがある。
アフ・コテリク。眼は複製で、博物館で見たのが本物。
アフ・タハイにはモアイが五体。
アフ・バイウリ。
イースター島で唯一の教会に立ち寄った。島にある施設は殆どが「唯一」で、島にある村も一時間もあれば歩き回れるハンガロア村一つだけ。人間も施設も、ほぼ全てがこのハンガロア村に集まっている。
特に何もない素朴な教会を一周していると、オジイサンに「ここに座れ」というようなことを言われた。教会で写真を取り捲っていたので小言かと焦ったが、単純に東洋からの観光客と話をしたかっただけらしい。他に娯楽施設もないので、暇潰しに教会に来ているようだ。但し、彼が話すのはスペイン語。こちらが「分からないよー」という顔をしてもお構いなしで、解放してくれる気配が無い。最初に座れと言われた時に、気付かない振りをして逃げておくべきだった(汗)。