ラール・キラーはタージ・マハルの建造者でもある、ムガル帝国第五代皇帝シャー・ジャハーンによって築かれた城塞。完成したのは1648年。赤い砂岩で造られたラール・キラーは「赤い城」という意味を持ち、英名でレッド・フォートとも呼ばれる。私達は中に入らず、城壁越しで見るのみ。旅行後の2007年、世界遺産に登録された。
ラージ・ガートは、インド建国の父マハトマ・カンディーが荼毘に付された場所。
ヒンドゥー教の習慣により、遺灰は近くのヤムナー河とガンジス河に流された。ここにあるのは黒大理石で出来たテーブル状の記念碑で、傍らにあるガラス張りのケースの中では火葬に使ったという火が絶えることなく燃えている。インド各地からの参拝者が多く、碑の周りを巡り、熱心に祈りと花を捧げていた。