F34 2012

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2012.04.01 西武戦 ●0-1 オープン戦から好調で、この日も序盤パーフ...

2012.04.01 西武戦 ●0-1

オープン戦から好調で、この日も序盤パーフェクト。めざせ完全試合と口にした途端におかわり氏にスタンドに放り込まれたが、結局この他に二安打許しただけ。味方の援護がなく敗戦投手となってしまったが、今年は違う、と大いに期待させてくれる素晴らしい投球内容だった。でも……良い時に限って勝てない。何年も何年も。悔しいよ、やっぱり。

0勝1敗 防御率 1.13 8回、球数101、打者数26、安打3(HR1)、三振6、四死球0、失点1、自責点1

2012.04.08 ロッテ戦 〇3-1

四球で塁上を無駄に賑わせながらも、HR一本による失点のみ。球数が多くなってしまったため、何とか五回まで辿り着いたところで降板。リリーフ陣に守り抜いて貰い、約四年ぶりの勝利を手にした。内容は前回よりも悪かったのに、勝つ時はこういうもの……

1勝1敗 防御率 1.38 5回、球数110、打者数22、安打3(HR1)、三振4、四死球5、失点1、自責点1

2012.04.15 楽天戦 4x-3

一回に味方エラーで一点先取されるも、すぐさま追い付き、勝ち越し、追加点も取り、で3-1の八回でお役御免。ところが、九回に守護神さんが同点ツーランを浴び、勝ち投手の権利消滅。九回裏にSHOWさんのサヨナラHRでチームは勝利したが、心は晴れない。

1勝1敗 防御率 0.86 8回、球数102、打者数29、安打5、三振1、四死球2、失点1、自責点0

2012.04.22 オリックス戦 〇1-0

雨の中、相手好投で最少援護しか貰えず、リリーフに後を託す展開。内容は素晴らしいが、見守る側には苦しい勝利だった。

2勝1敗 防御率 0.64 7回、球数100、打者数25、安打3、三振4、四死球1、失点0、自責点0

2012.04.30 楽天戦 ●1-2

1-0で迎えた七回にソロHRを打たれ、同点にされる。その後アンラッキーなヒットと味方エラーで点を取られ、そのまま敗戦。四月は五試合に投げて、二勝二敗。しかし、防御率はリーグトップ! 勝敗と釣り合ってない!!怒

2勝2敗 防御率 0.77 7回、球数107、打者数29、安打6、三振1、四死球4、失点2、自責点1

2012.05.06 オリックス戦 〇3-2

2点を先取して貰った後に2ランで追いつかれてしまう嫌な展開だったが、すぐさま勝ち越し。次の回を抑えた後、リリーフ陣に託し、三勝目をゲット。

3勝2敗 防御率 1.07 7回、球数102、打者数27、安打5(HR1)、三振8、四死球2、失点2、自責点2

2012.05.16 阪神戦 〇3-1

交流戦の初戦。素晴らしい投球だったが、四球からタイムリーを打たれて一失点。勿体無い! 2-1の七回に代打を送られ、この日は最後に点を取られて降板する形になってしまった。ともあれ、順調に勝利が付くようになって来たのが嬉しい。打撃成績は空振り三振、送りバント失敗のピッチャーゴロダブルプレー。

4勝2敗 防御率 1.13 6回、球数86、打者数22、安打2、三振6、四死球1、失点1、自責点1

2012.05.23 DeNA戦 〇3-1

3-0で迎えた五回に点を取られ、六回のマウンドに上がったが先頭バッターにヒットを許したところで降板させられてしまった。あまり調子が良くなさそうではあった。

5勝2敗 防御率 1.19 5回3/0、球数90、打者数23、安打7、三振3、四死球2、失点1、自責点1

2012.05.30 ヤクルト戦 〇1-0

ヒットを打たれてダブルプレーで摘み取り、またヒットを打たれて……という流れの悪さにカントクもご立腹の様子であったが、無失点に抑えてハーラートップの六勝目。打撃成績は2アウト1,3塁でセカンドゴロ、次の打席は先頭打者で三振。

6勝2敗 防御率 1.09 5回、球数90、打者数22、安打6、三振6、四死球2、失点0、自責点0

2012.06.05 広島戦 3-12

淡々と抑えていたら、1-0で迎えた三回1アウトを取った後、何と危険球により退場。デッドボールで残したランナーは、緊急登板した37番クンがホームランを喰らって返され、それを皮切りに大量失点。

6勝2敗 防御率 1.19 2回1/3、球数50、打者数11、安打0、三振3、四死球4、失点1、自責点1

2012.06.14 巨人戦 〇5-1

危険球降板以来のマウンド。心理的に内角を突けなくなっていたらどうしよう、などと心配していたものの、至ってフツーにさっくり抑えて七勝目。しかし、七回降板時は2-1とギリギリだったし、毎度ながらもうちょっと余裕を持って投げさせてあげられないものだろうか。

この交流戦ではMVPに次ぐ、各リーグ一名ずつ選ばれる優秀選手賞「2012年度 日本生命セ・パ交流戦 日本生命賞」を受賞。交流戦4勝はトップタイ、防御率1.42は同7位タイ。

7勝2敗 防御率 1.20 7回、球数100、打者数28、安打3、三振5、四死球4、失点1、自責点1

2012.06.23 ソフトバンク戦 6-7

6回途中2失点、ヒットと四球でランナー2人を出したところで降板。16番さんが打たれ、3自責点目。この時点では6-3なので、勝利投手の権利を有していた。しかし、8回から登板した19番さんがあれよあれよという感じで打ち込まれ、何と4失点。まさかの大逆転負けで、8勝目も消滅。

7勝2敗 防御率 1.49 5回1/3、球数100、打者数24、安打5、三振8、四死球2、失点3、自責点3

2012.06.30 西武戦 ●5-10

5-0で楽勝ムードと思いきや、連打と不可解な味方守備で5-3、満塁となってしまったところで降板。替わった47番さんも勢いを止められず、留めに満塁ホームラン。防御率が一気に1点増え、約2か月守っていたトップの座から転落。

7勝3敗 防御率 2.08 5回1/3、球数95、打者数26、安打7、三振4、四死球4、失点6、自責点6

2012.07.07 ソフトバンク戦 ●0-5

8回途中2失点、ランナーを2人残したところで降板。47番さんに継投したところ、ランナーを全て返されてしまい、自責点が倍に……何のデジャヴ?

7勝4敗 防御率 2.31 7回2/3、球数114、打者数32、安打8、三振3、四死球3、失点4、自責点4

2012.07.14 楽天戦 2-1

先制されてしまい、8回に同点となったところでお役御免。試合は延長十回にやっと勝ち越して勝利を収めた。

7勝4敗 防御率 2.21 8回、球数131、打者数31、安打4、三振6、四死球3、失点1、自責点1

2012.07.28 オリックス戦 3-1

オールスター明け、最初の登板。先制され、その後同点になるも、既に七回。降板後の九回にやっと勝ち越したため、勝ち負け付かず……8勝目が遠い。

7勝4敗 防御率 2.15 7回、球数122、打者数28、安打5、三振9、四死球2、失点1、自責点1

2012.08.04 楽天戦 〇4-1

先制されてしまったけれど、すぐ裏に逆転。一か月半ぶりの勝利!

8勝4敗 防御率 2.09 7回、球数116、打者数25、安打4、三振10、四死球0、失点1、自責点1

2012.08.11 西武戦 〇3-0完封

ルーキーイヤー以来、五年ぶりプロ入り二度目の完封勝利。ラスボスのごとく代打におかわりくんも出て来たけれど、最後の最後まで完璧だった。でも、継投大好きな監督に何時替えられてしまうかと、気が気じゃなかった……

9勝4敗 防御率 1.93 9回、球数127、打者数29、安打2、三振8、四死球0、失点0、自責点0

2012.08.17 ロッテ戦 〇2-1

白黒バージョンのエコユニ着用日。相手のお笑い守備にも助けられて転がり込んできた2点を守っての勝利。19番さんにはヒヤヒヤさせられたが、無事10勝目をゲット!

10勝4敗 防御率 1.91 6回、球数110、打者数28、安打5、三振7、四死球5、失点1、自責点1

2012.08.24 楽天戦 〇5-1完投

ルーキーにうっかり出会い頭のホームランを献上してしまった以外は、危なげない投球。しかし、八回までは2-1の僅差だったので、はらはらし通し。毎度のことながら、早い回での多めの援護点が欲しい。被HRはシーズン序盤以来。最終的に何本打たれるんだ、と思ったものだが成長著しい。

11勝4敗 防御率 1.85 9回、球数112、打者数30、安打3(HR1)、三振9、四死球0、失点1、自責点1

2012.08.31 ソフトバンク戦 1-1

8月の月間MVPを争う、防御率一位投手との対決。七回途中に相手投手からやっと一点もぎ取りノックアウト、八回のマウンドに上がったが一本ヒットを許したところで降板。残したランナーを19番さんに返され、自責点がついてしまった上、勝利投手の権利も消滅。試合も延長十回引き分けに終わる。

11勝4敗 防御率 1.81 7回1/3、球数120、打者数29、安打6、三振10、四死球1、失点1、自責点1

2012.09.07 オリックス戦 〇2-1完投

八月に登板した5試合で4勝0敗 防御率 0.94、38.1回、三振44、自責点4という成績が評価され、月間MVPの受賞が発表された当日の登板試合。二回に三連打で失点。球数も多く、今日は調子が悪そうだな完投は無理だろうなMVP取って意識しちゃってる? などなど考え巡らせていたら、以降はヒット一本、圧巻の13奪三振ショーで、するすると完投。マウンドが合わず苦しみつつ試合中に修正、という新しいスキルを習得したらしい。今シーズン、特にここ最近8月以降、目を見張る程にもりもり強化されていて、笑いが止まらない。また、6月末以来の防御率リーグトップに返り咲き、奪三振王と勝率と合わせての三冠王。新エース様万歳!

12勝4敗 防御率 1.76 9回、球数110、打者数33、安打5、三振13、四死球1、失点1、自責点1

2012.09.14 ソフトバンク戦 〇1-0完封

二週間前にも対決した、防御率一位二位を争うOトナリ投手との投げ合い。八回裏にやっと勝ち越し点をもぎ取る苦しい展開、かつチームの首位争いでも落とせないというきつい状況下にて、見事な完封勝利!

この試合での投球が、期間内で幾つかノミネートされたプレイの中で最多得票を集め、「2012年度 第12回ジョージア魂賞(9月下期)」を受賞。

13勝4敗 防御率 1.66 9回、球数109、打者数29、安打2、三振9、四死球1、失点0、自責点0

2012.09.21 西武戦 ●2-4

一回表に二点先取。一回裏の先頭打者に初球HRを喰らうが、二回以降はヒット一本でほぼ完璧に抑える。2-1という僅差のまま迎えた八回表、味方打線が一死満塁のチャンスを作るも無得点。反対に相手打線はその裏に連打で三点。ここで降板で、あえなく敗戦。試合の流れ云々のオカルト話は信じたくないのだけれど、やはり影響するものなのかな、と思わざるを得ない展開だった。

13勝5敗 防御率 1.80 7回23、球数107、打者数30、安打6、三振5、四死球2、失点4、自責点4

2012.09.28 西武戦 〇5-0完封

優勝争いの直接対決。勝てばマジック点灯、負ければ今後がかなり苦しくなる大事な一戦。しかし、一週間前の試合で同じ相手にやられ、久しぶりに黒星を喫したばかり。先頭打者に良い当たりをされた時は冷やっとしたが、終わってみれば二塁打一本、シングルヒット一本、四球一つで三塁を踏ませない好投。僅か95球で、今季三度目の完封勝利。

次はローテーション通り一週間後に登板すると見られていたが、その前にリーグ優勝が決定。CSに向けての調整と肩の不調もあり、レギュラーシーズンの登板はこの試合でお役御免、登録抹消となった。防御率 1.71はリーグトップで、初タイトル獲得。

14勝5敗 防御率 1.71 9回、球数95、打者数30、安打2、三振7、四死球1、失点0、自責点0


2012.10.17 CSファイナル ソフトバンク戦 ○3-2

クライマックスシリーズのファイナルステージ初戦。なかなか援護点を貰えない中、不運な当たりで先制されるも、すぐさま味方が逆転してくれての勝利投手。

1勝0敗 防御率 2.57 7回、球数102、打者数25、安打7、三振9、四死球0、失点2、自責点2

2012.10.27 日本シリーズ 巨人戦 ●1-8

ルーキーイヤー以来となる日本シリーズでの登板で初戦を任された……が、素人目にも初回から調子が良さそうには見えず、四回ノーアウトから連打で一点失った後、二アウトまで漕ぎ着けながらも安牌にスリーランを打たれてしまう。その裏の攻撃でチャンスに打席が回って来たこともあって代打が出され、0-4の四回で降板となった。打撃は三回二アウトランナー無しの場面、バットを一度も振ることなく見逃しの三振。

0勝1敗 防御率 9.00 4回、球数76、打者数18、安打7(1HR)、三振6、四死球0、失点4、自責点4

2012.11.01 日本シリーズ 巨人戦 ●2-10

中四日で二度目の登板。調子が悪いながらも初回を抑えたものの、二回に被弾、三回は連打を浴び、1-5で無念の途中降板。シーズンの疲れから来る肘と肩の痛みを抱えつつ、チーム事情からこの日の登板を志願したようだが、裏目に出てしまった。

0勝2敗 防御率 12.15 2回2/3、球数65、打者数15、安打6(1HR)、三振0、四死球1、失点5、自責点5

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2012年度の活躍ぶりのまとめ。

  • 日本生命セ・パ交流戦 日本生命賞
  • 8月度日本生命月間MVP賞
  • 最優秀防御率
  • 第12回ジョージア魂賞(9月下期)
  • プロ野球最優秀バッテリー賞(捕手は鶴岡)
  • パ・リーグベストナイン(投手)
  • 報知プロスポーツ大賞
  • パ・リーグ最優秀選手賞(MVP)
  • 札幌ドームMVP賞
posted on December 1, 2012
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