2016.03.29 オリックス戦 ○13-3
チーム四戦目、カード初戦、本拠地開幕戦にてシーズン初登板。三回までパーフェクト、四回と五回にヒットを一本ずつ打たれるも至って順調。しかし、六回に二塁打を四本も打たれ、8-3で二死一二塁の場面で降板。キャンプ中に足を痛め、調整が遅れた影響だろうか。急に燃料切れを起こしてしまった。ともあれ勝利投手。
1勝0敗 防御率 4.76 5回2/3、球数90、打者数24、安打6、三振3、四死球1、失点3、自責点3
2016.04.05 西武戦 ●0-10
三回までは順調。四回に集中打を喰らい、押し出し、とどめは満塁弾……。一気に八点も失い、回途中で降板。前回登板に続き、エアポケットに嵌ってしまった。味方打線も一安打のみの完封負け。
1勝1敗 防御率 10.61 3回2/3、球数81、打者数22、安打9(1HR)、三振5、四死球2、失点8、自責点8
2016.04.12 オリックス戦 ○4-0
前回があまりも良くなかったので心配だったが、きっちり修正。ランナーを出しても切り抜け、七回途中まで零封に抑えての勝利投手。キャンプ中に足を痛めた影響で10イニング分の投げ込みが足りなかったらしいが、ちょうどここがその数字。やっと「シーズン開始」の状態になって来たのか。
2勝1敗 防御率 6.32 6回1/3、球数96、打者数24、安打3、三振4、四死球3、失点0、自責点0
2016.04.19 西武戦 ○1-0
ランナーを溜めた回も二度あり、ボール先行の場面も多かった気がするが、全体的には危なげない投球で七回までゼロに抑えて降板。後続投手も冷や冷やながらも抑えてくれて、三勝目。味方打線が初回のホームランのみだったので、もっと援護点があれば楽に投げられるのになあ……
3勝1敗 防御率 4.37 7回、球数100、打者数25、安打3、三振3、四死球1、失点0、自責点0
2016.04.27 楽天戦 7-6
ピンチ、三者凡退、ピンチ、三者凡退、ピンチ……というイニングを繰り返すという乗り切れないピッチング。4-3で勝ち投手の権利を残し、五回で交代となった。試合は後続投手が打たれて追いつかれたが、サヨナラ勝ち。勝敗付かず。
登板曜日が一日ずれた影響もあるのだろうか。前二試合がせっかく調子良かったのに。
3勝1敗 防御率 4.55 5回、球数73、打者数21、安打6、三振1、四死球2、失点3、自責点3
2016.05.04 ソフトバンク戦 6-6
初回から乗り切れないピッチングで毎回失点。四回途中3-5、二塁打を打たれてランナー一人を置いた場面で降板。チームはその後追いつき、延長戦の末に引き分けに終わった。相手側2本、味方4本とホームランがやたら出た試合だった。
3勝1敗 防御率 5.52 3回1/3、球数65、打者数18、安打6(2HR)、三振2、四死球2、失点5、自責点5
2016.05.11 オリックス戦 ○6-2
六回までは完封ペースで順調だったのに、七回に連打を浴びて途中降板。前二試合よりは良い結果なので安堵したが、すっきりはしないなあ……。もっと出来ると信じているので、次回以降にまた期待。
4勝1敗 防御率 5.06 6回1/3、球数94、打者数31、安打7、三振1、四死球3、失点2、自責点2
2016.05.18 ソフトバンク戦 ●2-6
五回二失点はそれほど悪くないので、六回も投げて欲しかったが、内容を考えると妥当だったようにも思う。後続投手が打たれて点差が離れ、結局あえなく敗戦。
4勝2敗 防御率 4.89 5回、球数98、打者数24、安打6(2HR)、三振3、四死球3、失点2、自責点2
2016.05.27 楽天戦 2-3
日程と地方球場や対戦相手との相性などもあって、ローテーション入れ替わりで中八日、カード初戦で登板。五回に先頭打者にヒットを打たれたものの、二人打ち取ったところで交替。後続選手が打たれて残したランナーが返り、自責点が増えた。リードした場面で降板したが、試合は敗戦。三回から連続で先頭打者を出し続けていたのは良くなかったが、もう少し信頼して欲しかった。負けが付かなかったのは、せめてもの救い。
4勝2敗 防御率 4.69 5回2/3、球数89、打者数23、安打5、三振4、四死球2、失点2、自責点2
2016.06.03 巨人戦 ●4-5
以前から特定の選手に固め打ちされる傾向にあるが、何故この選手に、というのが多い気がする。強打者に神経を使い、気を緩めてしまうのか。それでも初回一失点で抑えて来ていたものの、五回初っ端からヒット、四球、留めに一発で万事休す。打撃面は第一打席は先頭打者で見逃し三振、二打席目はランナー一塁の場面で送りバント成功。
4勝3敗 防御率 5.13 4回2/3、球数101、打者数25、安打9(1HR)、三振2、四死球4、失点5、自責点5
2016.06.11 阪神戦 ●0-3
三回の二失点、四球が絡んでいるのはいただけない。六回はヒット二本の後にベンチの指示で満塁策を取ったが、残念な押し出し。満塁策は嫌いだな……。味方打線も沈黙したので、どう足掻いても勝てはしなかったのだが。勝ち星に見放されてから一カ月。勝率が五割になってしまった。
4勝4敗 防御率 5.06 6回、球数94、打者数27、安打5、三振8、四死球4、失点3、自責点3
2016.06.18 中日戦 ●2-3
初っ端からソロHRで失点するという、残念な展開。1-1で迎えた六回、先頭に四球を与えた後に連続タイムリーで二失点。1-3の場面で降板となった。今季初マスクの味方捕手にも大分足を引っ張られた感もあり……
4勝5敗 防御率 5.06 5回1/3、球数91、打者数23、安打4(1HR)、三振2、四死球3、失点3、自責点3
2016.06.28 西武戦 ○3-0
初回から常に走者を置くというハラハラドキドキな状況が続いていたものの、相手ミスにも助けられて無失点。これまた相手ミスで援護点も貰い、勝利投手の権利を得て上がった六回のマウンドだったが、先頭打者に簡単に四球を与えた場面で降板を命ぜられる。試合は3-0で勝利。一カ月以上ぶりの五勝目となった。
5勝5敗 防御率 4.70 5回0/3、球数94、打者数23、安打6、三振4、四死球3、失点0、自責点0
2016.07.11 オリックス戦 ○4-1
6日の先発予定が雨で流れ、中12日での登板。球団新記録の15連勝がかかるマウンドで、六回途中まで無失点に抑えて勝利に貢献。でも、2-0と点差に余裕が無かったとはいえ、六回は投げ切って欲しかった。尚、チームは次の試合で敗戦したため、この15連勝目が最終記録となった。
6勝5敗 防御率 4.36 5回1/3、球数79、打者数23、安打6、三振3、四死球2、失点0、自責点0
2016.07.20 楽天戦 9-3
オールスター明け初めての登板。前年好投した帯広球場という理由で、ローテーション入れ替えがあったが、序盤から制球が定まらず球数が嵩み、五回一死三塁で2-1とリードしている場面で降板となった。後続投手がランナーを返して同点となり、自責が増えた。試合はその後大量得点があって勝利。
6勝5敗 防御率 4.35 4回1/3、球数96、打者数21、安打6、三振2、四死球4、失点2、自責点2
2016.07.27 西武戦 ○8-4
二回以降は毎回ランナーを許し、球数も嵩んでしまい、苦しいピッチング。五回もたないかと危惧したがどうにか六回を投げ切り、3-2で勝利投手の権利を持って降板。チームは終盤に得点を重ね、320に無事七勝目が付いた。
7勝5敗 防御率 4.15 6回、球数104、打者数26、安打7、三振3、四死球2、失点2、自責点1
2016.08.03 ロッテ戦 10-2
回の先頭打者を三度も四球で出していては、ベンチがそう判断するのも無理はない。四回途中、2-2でランナーを二人置いた場面で降板を命ぜられてしまった。試合はその後打線の爆発もあって快勝。みつおは蚊帳の外。勝ちが付いた試合もあるが内容はずっと良くはなかったこともあり、この試合の翌日に再調整のため一軍登録抹消となった。
7勝5敗 防御率 4.19 3回1/3、球数75、打者数19、安打7、三振4、四死球3、失点2、自責点2
2016.08.17 オリックス戦 4-2
抹消して一度飛ばしての登板。四回までノーヒットに抑える好投を見せていたが、五回に味方エラーが絡んで一失点、六回に三塁打のちタイムリーで一失点、その後はダブルプレーで二アウトまで取ったものの、三塁にランナーを置いた状況で1-2のビハインドで降板。もうちょっと投げさせて欲しかった。チームは七回に三得点で一気に逆転。試合に勝利した。
7勝5敗 防御率 4.04 5回2/3、球数81、打者数22、安打4、三振1、四死球2、失点2、自責点1
2016.08.24 ロッテ戦 5-3
残念ながら、とにかく終始テンポが悪かった。五回途中で100球超え。踏ん張って来たものの同点にされ、二アウト三塁の場面で降板となってしまった。チームは終盤に勝ち越して勝利。試合終了後、再び登録抹消が決まった。
7勝5敗 防御率 4.12 4回2/3、球数109、打者数24、安打8、三振4、四死球4、失点3、自責点3
2016.09.07 ロッテ戦 4-4
クローザーを務めていた投手が怪我で戦線離脱したため、一軍に戻って来た。事前報道では中継ぎ、しかし抑えもあり得る、といった論調だったのが、蓋を開けてみれば抑えとしての起用。先発以外での登板は、2010年9月以来となる。
というわけで、前の八回に逆転された後に再逆転、4-3で勝ち越した状況にて、九回頭からマウンドに上がった。しかし、コントロールが全く定まらず四球。その後二死まで漕ぎ着けながらも二塁打で同点とされてしまい、そこで降板。苦いクローザーデビューとなってしまった。
7勝5敗 防御率 4.18 2/3回、球数18、打者数5、安打2、三振0、四死球1、失点1、自責点1
2016.09.09 楽天戦 8-2
抑えとしてリベンジ登板……の筈で準備していたと思うが、直前に三点差から六点差に広がったため、セーブが付かない状況になっての九回登板。一死後に二塁打を浴びつつも、後続を断ち切って試合を無事完了させた。仮合格といったところだろうか。
7勝5敗 防御率 4.14 1回、球数11、打者数4、安打1、三振1、四死球0、失点0、自責点0
2016.09.10 楽天戦 7-4 S
三点リードしている九回の頭から登板。二人目の打者に単打を許したが、後続を断ち切って任務完了。プロ10年目で初のセーブポイント獲得となった。連投するのも初めてだった。
7勝5敗1S 防御率 4.10 1回、球数21、打者数4、安打1、三振0、四死球0、失点0、自責点0
2016.09.13 オリックス戦 4-2 S
二点差の九回頭からリリーフ。二死から四球を与えてしまったが無事試合を完了。二セーブ目。
7勝5敗2S 防御率 4.06 1回、球数16、打者数4、安打0、三振1、四死球1、失点0、自責点0
2016.09.18 ロッテ戦 4-2 S
三点リードの九回頭から抑えとして登板。ヒット二本を打たれた後に併殺で二死まで漕ぎつけたものの、二塁打を浴びて一点失ってしまった。最後は空振り三振を奪って試合終了。3セーブ目を挙げた。
7勝5敗3S 防御率 4.11 1回、球数16、打者数5、安打3、三振1、四死球0、失点1、自責点1
2016.09.19 ロッテ戦 3-1
3-0でリードしての九回に抑えとして登板したものの、四球二つとヒットで二死満塁。あと一球というところで、痛恨でデッドボールで一点失って降板。後続投手が抑え、チームは勝利。つまり、リリーフ失敗……
7勝5敗3S 防御率 4.17 0回2/3、球数30、打者数6、安打1、三振0、四死球3、失点1、自責点1
2016.09.23 楽天戦 2-4
リリーフとしては間隔が少し開いていたからだろうか、2-4のビハインドの九回頭から登板。難なく三者凡退に打ち取り、九回裏の味方反撃を待ったが試合敗戦で終了。
7勝5敗3S 防御率 4.13 1回、球数12、打者数3、安打0、三振0、四死球0、失点0、自責点0
2016.09.27 対西武 ●0-3
約一カ月ぶりの先発登板は、残り三試合、優勝目前マジック1で迎える大一番。しかし、初回に死球の後にツーラン、五回にソロ被弾。味方の援護もなく、そのまま敗戦。チームは翌日の試合で勝利し、パ・リーグ優勝を決めた。
翌日に登録抹消、レギュラーシーズンの登板はこれにて終了。クライマックスシリーズでは、結果的に最後の試合となった第五戦目にやっと出場選手登録されてベンチ入り。日本シリーズでも、日本一を決めた第五戦目でベンチ入り。いずれもロングリリーフ要員だったこともあり、巡り合わせが悪くて出番無し。チームは日本一になったが、ファンには少し残念な経緯だった。また、11月2日には交換トレードで移籍することが発表されるという追い打ちが……
7勝6敗3S 防御率 4.19 5回、球数75、打者数19、安打4(2HR)、三振3、四死球2、失点3、自責点3
2016年度総合成績
7勝6敗3S 防御率 4.19 勝率 .538 27試合(先発数20)
109回2/3、打者数494、安打125(9HR)、三振65、四球52、死球5、失点53、自責点51