洞爺湖温泉街から車で十数分、案内の看板が見えてから更に山道を登ること五分程のところにあるザ・ウィンザーホテル洞爺。部屋代だけで四万円は軽く飛び、スイートになると30万円。そんな超高級ホテルに宿泊出来る経済力の無い私を拒むように、駐車場から玄関までが遠い。
そして洞爺湖を一望出来る筈が、生憎の悪天候で中島が霞んで見えなかった。
訪れた目的は、ホテル内のパン屋(ホテル式ではブーランジェリーショップという)。フランスで最も有名で評判の高いカイザー氏による「オテル・ド・カイザー」を目指し、ロビーを横切り二階にある店へ。私達と同じくパンだけを買いに来る客も多く、入店時は少し混雑していた。数点購入して家で食べたが、当たり前のように美味しかった。(がっついた結果、写真を撮り忘れた)
元々は「エイペックスリゾート洞爺」という名称だったのが、拓銀の破綻と共に一時閉鎖して数年前に復活した、バブルの象徴のようなこのホテル。設備は勿論、サービス面もレストランも、とにかく全てが最高だという。一度は宿泊してみたいものである。
山の上にあるザ・ウインザー・ホテル洞爺。洞爺湖畔からの眺め。
来た道を戻り、絞りたての牛乳で作ったアイスクリームが売りのレークヒルファームへ。洞爺湖方面に行った時には、必ず立ち寄っている。