小樽市の外れ、JR銭函駅の崖上に位置する豊足(とよたり)神社。
安永9年(1780)9月10日松前の商人阿部屋伝次郎が福山城主の申し付けにより北海道を巡察し、後石狩川鮭漁並に近海鮭漁業を命じられ、銭函村以北の鎮守として豊受大神を勧請し漁場の鎮護大漁安全を祈願し、尊伝稲荷神社と称していたと伝えられる。明治4年再建され、明治8年村社に列格し、明治9年社名を豊足神社と改称し開拓使より御神鏡を下付された。大正5年4月現在地に移転を出願し翌6年竣工移転した。
手水は水道が壊れていて使えず。
鳥居から社殿までの参道は曲線。
JR銭函駅から札幌方面へと出発したばかりの列車。その向こうに日本海。数時間前まで土砂降りの悪天候だったため、高波が見られる。