新一年生、長良凛月が主役の続編。メモのみ投稿。
第12首
自分優先の父に怒りをぶつけたのを後悔する凛月だが、「怒り」が「恨み」になる前で良かった、とはかなちゃんの弁。弁当も分けて貰えて良かったね。
予選一試合目のスタメンは、筑波、菫、田丸、そして千隼と波田。田丸は反論するが、原と橋立に対するフォローも完璧な筑波に、太一も感心。原と橋立も、庇ってくれた田丸への気持ちに変化が生まれたようだ。
第13首
富士崎のヨロシコ元部長は、太一と同じ京大かるた部。結川桃さんも同じ大学だし、太一とは学部まで同じ、彼女も大学でかるた部にも入っているのだろうし、そのうち登場するのだろうか。
第一試合は香川の進学校、千隼の対戦相手はペルシャ絨毯の国から来た女生徒ニラムさん。記憶力が良い千隼は、残り札を暗号で伝える役割で地味に活躍。瑞沢は押され気味ながらも、三勝で辛勝。
近江神宮にて参拝する橋立と一年生女子。遭遇した須藤弟に厄除け用の水を渡すが、アホな弟はそれを飲んじゃいそうで怖いよ。
第14首
一試合目の二敗は、相手エースと当たった波田、格下D級相手なのに落とした菫。計算外だった秋野が勝利し、田丸は思い通りに行かないと苛々。そんな田丸の扱いに慣れている原ちゃん。この二人の関係性が面白い。
千隼に教えを乞われて突き放した田丸だが、太一に千隼を託す。試合を抜けて控室で太一が指導するのは「思い切り意地の悪い送り札と札移動」。本編での太一の試合運びで描いて欲しかった。
二試合目の相手は、北海道江別市の高校。SNS用撮影のウザさが、道民として申し訳ない(無関係
第15首
田丸の回。対戦相手は以前試合で揉めた時のトラウマを抱えているが、田丸に「正当な権利」と諭され、気持ちを取り戻す。が、田丸はそのくらい譲っても問題無しの強さ。褒められたがりの自らを省み、チームを引っ張る姿勢を見せ始める。
ところで、北海道といえば、本編の筑波入部時にも紹介されていた「木のかるた」。江別の部員達は一人も経験が無いのだろうか。親世代の話でも触れられないのが残念。筑波が北海道を懐古する様子も皆無。
京都駅に到着した千早一行。しのぶちゃんねるの中の人がお出迎え。スノー丸好きは変わらず。服や髪型、フリフリ日傘が可愛い。他人との関わりが下手でイケズというイメージだったが、意外にも小さい子(凛風)の扱いが上手かったりも。