ククール加入前にドニの町で聞くことの出来る、ククールに関わる台詞。
ククールに話し掛ける前
- 酒場の外
- 呼び込み 「昔はこのへんもにぎやかだったけど 領主様が流行病で亡くなられてから どうもぱっとしなくてねえ。」
宿屋前のおばちゃん 「10年ほど前 ここらを治めてた領主様は 金に汚いわ 無類の女好きだわ 最低の男でね。死んだ時はみんな喜んだよ。けど残された ククールぼっちゃんは ほんとに気の毒だねえ……。あの若さで家をなくして 修道院暮らしとは。」
老人 「昔このあたりを治めておった領主は それはそれはひどい男でのう。奥方になかなか子が生まれぬからと あてつけにメイドに産ませた子を跡継ぎにしようとしたのじゃ。ところが しばらく経って奥方が ククールぼっちゃんを産んだもんだから その子はお払い箱さ。メイドはクビ。男の子は無一文で マイエラ修道院に追い出されたとさ。まったくひどい話だよ。」 - 酒場内
- 踊り子 「ククール 大丈夫かしら。今日のカードの相手 なんだかガラが悪いわ。」
若者 「あいつ ククールの奴 修道院の聖堂騎士団員のくせして 酒は飲むわ カードはやるわ。その上 女にもモテるなんて 最低の男だな! くう~っ うらやましい!」
おじさん 「今日もククールに負けた。昨日も負けた。おとといも……。くそーっ! やけ酒だー!!」
騎士団員 「オディロ院長がかばわなきゃ あんな奴 とっくに修道院から追い出されてるはずなのに。……もっともククールがいなきゃ お偉いさんから頂く寄付金が ぐっと減っちまうかもしれんが。みめうるわしい僧侶にお祈りをさせて楽しむとは 金持ちは妙な趣味をお持ちだよ。」
僧侶 「ククールの奴 下でまた賭け事をやってるらしいな。まったくバチ当たりな。まあ 修道院を抜け出して 酒を飲んでる俺たちに 言えた義理じゃないがな。」
ククールに話し掛けた後
- 乱闘後
- バニー 「こんなに散らかっちゃって おそうじが大変! でもククールが無事でよかったわっ。」
踊り子 「あら あなたたち ククールを助けてくれた人……? うふふっ ありがと!」
おじさん 「それがさ あのククールのやつ またイカサマで相手を怒らしたらしいんだ。ククールぼっちゃんも まあ いくつになっても悪いクセが抜けないねえ。困ったもんだよ。」
おばさん 「ククールぼっちゃん……いや さっきのククールって僧侶は昔っからこの町を遊び場にしててね。子供の頃からずーっと見てるから このドニの町のみんなはどうもあの子を憎めないのさ。」
騎士団員 「ククールが役に立つのは お偉いさんや お金持ちから寄付金をせしめる時だけだ。ご自慢の顔にだまされて へたっぴなお祈りに金を出す。おかげで修道院は大もうけだ。……もっとも招かれた屋敷でお祈りだけしてきてるとは限らないがな。ばち当たりめ!」
僧侶 「ククールの奴 下でまた騒ぎを起こしたらしいな。まだ俗世のクセが抜けないのか。……あとで騎士団長さまに報告してやらなきゃな。くっくっく。」
あらくれ 「う うう……っ あのクソったれ僧侶に デコボコ頭のデブちんめ……!」 - 一旦、町から出た後
- あらくれ 「くそっ! 邪魔さえ入らなきゃ あのチャラチャラしたクソ僧侶 とっつかまえてやったのに! あのキザったらしいクソ野郎 地獄におちろってんだ!!」
あらくれ子分 「あのクソッタレ僧侶め。どこに逃げやがった!? 見つけたらタダじゃおかねえぜ!」
子分その二 「ん? おまえら……。いや やっぱり人違いか。さっきのイカサマ野郎どもが わざわざ話しかけてくるはずがねえ。」
バニー 「さっきのあばれんぼうさんが ククールのこと探してるいたいなの。やーね 男のくせにしつこくて!」
マスター 「ここだけの話 あのククールは もとはいい家のお坊ちゃんだったらしいですよ。ところが 両親が事業に失敗して文無しさ。運命はわからないもんです。その親も死んで しょうがなく修道院に厄介になってる。前にそう言ってましたよ。」