ロンジーとは、ミャンマーの人が男女問わず着用している、巻きスカート状の民族服。2メートル位の布を、男性は団子のような結び目を作って中央で留め、女性は団子を作らず横で巻き終える。ウエストを縛る紐が付いたものも売られている。
ガイドブックには「女性用のロンジーはタメインと呼ぶ」と載っていたのでガイドさんに聞くと、家庭内で使うこともあるが、外や目上の人には使わない、良い言葉ではない、と説明も小声だった。女性蔑視のようなものなのだろうか。「ロンジー」ならば男女共通で問題ないとか。
店の天井高くまで積み上げられたロンジー。男性は無地かチェック柄、女性は大抵が柄物で、州によって独自の模様がある。
五枚纏め買い。43USドル。気に入ったものはやはり質が良く、値段も高かった。
ロンジー姿に似合う、肩掛け鞄のシャン・バッグ。
タナカ Thanaka はミャンマー独特の日焼け止め兼化粧品。女性は皆、頬に塗りたくっている。男性は大人になると塗らないのが普通とのこと。タナカの木を擦った粉に水を足して使用。
簡単に使えるように固形ミニ石鹸のような形でも売られている。
後ろの娘のタナカは頬にぐりぐり、おてもやん風。一方はもしや顔面塗りたくり?
遠くて分かり難いが、ロンジー、タナカ、シャンバッグ、ミャンマー式弁当箱というフルセットでの通学風景。