ドゥルガー寺院は、ヒンドゥー教の三最高神の一柱であるシヴァ神の妃を祀っている。妃は幾つかの名前があり、シヴァの妻としては山の女神パールヴァティーになり、パールヴァティーが変身したドゥルガーは血の生贄を求める戦いの女神とされる。
そのため、外観は真っ赤。また、猿が多いためモンキー・テンプル(猿寺)とも呼ばれている。猿達は観光客に構わず塔の縁を悠然と歩いているが、実は結構狂暴らしい。ヒンドゥー教徒以外は境内に入れないため、私達は二階の回廊から見下ろすだけの観光だったが、塔にへばり付く猿と同じ目線に居るので、襲われやしないかとびくびく。
道端で頻繁に出くわす牛ですら怖いのに、猿なんて絶対無理!