インドの民族文化の研究を目的に1916年に設立されたベナレス(バラーナス)・ヒンドゥー大学。エリートで金持ちの学生が、国内外から集まるという。
大学の敷地内にヴィシュワナート寺院。沐浴見学後に歩いたガート裏にも、同じ名前の寺院がある。
ヒンドゥー教のシヴァ神を祀る寺院で多く見られるのがシヴァリンガで、ヨーニという女性の生殖器を表す丸い台座に乗ったシヴァ神の像の頭上に水を掛け、男性器を象ったリンガへ流して参拝する。
奥の部屋にあるシヴァリンガは信者以外が触れることは許されず、柵で囲まれている。天井からは下がる甕からは水が絶えることなく滴り、更には傍らに座る老人により牛乳で清められていた。小さな「輪廻転生」は何気に凄い構図で、そしてとても臭い。
シヴァ神と妃。
シヴァ神の乗り物、牛の像。