ブルージュは街の中心部が「ブルッヘ(ブルージュ)歴史地区」として世界遺産に登録されている。食事はマルクト広場に面したオープンカフェで。とは言え、前夜から身体が絶不調の私は飲み物を啜り、相方が買ったポテトを少し摘む程度。
鍋いっぱいのムール貝が乗っているテーブルも。
広場で一旦解散していたツアーの再集合時刻まで後十分。ツアーの面々が広場に集まり始め、各自回った場所のことなど話していると、一人が突然「鐘楼に登って来る」と宣言して、同行者が止めるのも聞かずに行ってしまった。あーあ、失礼ながらスポーツ体型とは程遠い40代くらいの彼女が、366段もある階段を五分で登って帰って来れるわけがない。鐘楼は広場にある街の象徴。高さ83メートル、階段は366段。
集合時間より遅れること三分、彼女が息を切らして戻って来た。それが聞いてビックリ。途中で引き返して来たのではなく、ちゃんと最上部まで行って来たと言う。待たされたことなど忘れて、皆で大拍手。でも、この高さと程良い混雑ぶりから、オリンピック級選手じゃないと無理な気がする。途中で最上階だと勘違いして戻って来たのではないか、と私は疑っているのだが。
翌朝の朝食時もシリアルがメインだが、小さいパンを食べるまでには復活。
相方の食事も私に引き摺られるように質素だ。
チョコレートのゴディバの創業地はベルギー。
途中でトイレ休憩を挟みながら、次の目的地へ。