久しぶりに本格フレンチもいいな、そして肉は牛一択! と選んだのが、ログホテル・メープルロッジの「北海道の美味しい牛肉が食べたい!道産牛食べくらべ」という宿泊プラン。
お品書き順に恭しく運ばれて来る。
飲物はイタリアの新酒ノヴェッロがリストあったので即決。ドリンクリストが目移りする程に充実しているのは、特筆すべきポイント。
グラスを一口含んだあたりで、一品目が運ばれて来た。「黄身の恋」と帆立のフラン。栗山町酒井牧場のブランド卵として有名な「黄身の恋」の、洋風茶碗蒸し仕立て。
鮭鱒(トラウトサーモン)のマリネ 茸とともに。数種の茸は、いずれも地場産。
新玉葱のポタージュ 馬告の香り。馬告(マーガオ)は台湾の山椒で、風味が良い。
キタノカオリのカンパーニュ。道産小麦使用のパンに、バターとオリーブオイル添え。
レストランは十テーブル程あって広めだが、日帰り客を断り宿泊客のみが他に二組いただけで、徹底的にソーシャルディスタンス。後にパンのおかわりをと聞かれた際には私達しか残っておらず、ならば尚更と最後の一切れを頂いてしまった。