第85首 右手で取れるのが1試合なら

ちはやふる ちはやふる_高2 漫画
漫画「ちはやふる」の伏線や感想などの超個人的備忘録。あらすじの記述あり。ネタばれあり注意。

高校選手権個人戦。千早の目の前で、若宮がにこやかに新に話している。

「新 命拾いしたわぁ 新とまた一回戦で当たらんでほんまによかった ここ何年かの成長分の実力差ぁを 見せつけられるとこやったわ」

ぷっと吹き出す新。そのまま立ち去る若宮。

新だけやない 全員や 団体戦なんてお遊びやったって言わせたる 全員潰したるわ

千早は怪我をしている右手を後ろに隠し、新に話し掛けようとするが、ちょうど一回戦が始まるところ。「千早行かんの」「い、行く」という簡単な会話だけ。

新だ 新がいる 同じ畳の上に 新が

ヒョロはB級で勝ち抜く夢を描いている。最大のライバル、太一が静かなので話し掛けると……

「ヒョロ…… おれ なんで ここにいるんだろ……」

だ、団体戦燃え尽き症候群!?


A級会場の千早は、明石女子の夕部と対戦。剛腕払いの相手、左手での戦いに苦戦しつつ、左利きの人との戦い方など新しいことに気付く。その間に、新と若宮はパーフェクト勝利。新は今の千早がどんなかるたをするのかと目を向け、千早が怪我をしていることを知る。千早は既に十枚差と苦戦。右手で試合をすれば良かっただろうか、と考える。

ううん 右手で取れるのが1試合なら 新と

千早はふと気付いた。札を全て移動し、鏡対称に置き直す。

新に当たるまで 勝つんだ

ちはやふる
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memo

一晩明けて、個人戦開幕。千早って、新と詩暢がどの程度のライバル関係か聞いてないよね。二人の地区が近いから想像つくだろうけれど。そう言えば、新が今の千早の試合を見るのも初めてだ。完全体じゃないけど。読まれたのは「わびぬれば」「ひともをし」「きみがため・は」「あさぼらけ・う」「わたのはら・や」「もろともに」「なにしおわば」「ちぎりおきし」「わがそでは」「よもすがら」「ひさかたの」。

posted on October 25, 2015
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