本編完結後、三年生になった菫が主役の番外編。
memo
かるた部に三名加入。着物に惹かれただけ、部室の方角が風水で良かっただけの素人女子、B級なりたての長良凛月（りつ）。自ら「顔が良くてすみません」と言っちゃうのは、ギャグ含みだとしてもどうかと思う。ベビーサークルやジャングルジムなど幼児玩具が散らかった自宅、袴の洗濯手段を誰にも相談出来ないなど、訳あり男子であることが読み取れる。
菫と新が遭遇。菫の最寄りは新小平駅、新は寮のある小平駅。白波会で対戦し、帰り道にお喋りもして、失恋した者同士でもあり、後日試合会場で居合わせた際に菫が赤面する場面も見せつつ、恋愛に発展する気配はなさそう。
高校選手権予選では、北央メンバーとして須藤秀人という一年生が登場。あの須藤は細目、一年生はぱっちり猫目で似ていないが、続編にて弟と判明。初出場高校の強敵キャラに、持田先生の娘達が登場。
千早も応援に駆け付けるが、前髪がないとまんま千歳。賑やかで耳に影響ありそうなチアサークルに入ったのは理解出来ない。映画版での千早役女優が演じた別作から拾ったのだろうか。予選準備の手伝いで、千早と新は度々会う機会があったようだ。肉まん、机、かなちゃん、ヒョロなど、馴染みの面々が描かれているのも嬉しい。大トリはLINE経由での太一。アイコンが太一杯Tシャツの「18」だが、既に19歳なのに、あれが気に入っているのかなw
菫に突っかかりながらも一生懸命さに絆された凛月は、菫に惚れてしまった模様。その菫は凛月の顔の良さは目に止めつつ、「そういう目で見ません」と平然と対応。「イケメンと思ってもらうにはどうしたら」と零す凛月に、筑波は「難題だと思うよ」と恐らく太一を念頭に置いて言うが、凛月はどう受け取ったのか。
という感じで、本編では恋愛に恵まれなかった菫に、候補をいろいろ提示して終了。
