オーストリアの伝統的なチョコレートケーキ、ザッハトルテ。ウィーンの老舗ホテル・ザッハーが元祖で、同じレシピから作られた高級ケーキ店デメルも本家とされる。1800年代にそう認められるまで裁判沙汰にもなったと。
デメルについては分からなかったが、ホテル・ザッハーのものは日持ちもするし持ち帰りも可能とガイドブックに明記されていたので、デメルのはデメルのは直接食べに行くことにした。しかし、昼食を取り終えた時刻も遅く、店独自のザッハトルテをデザートとして出されていたこともあり、せっかくデメルの店先まで来たのに胸焼けがして諦めた。後に日本国内の通信販売で入手したが、デメルのスポンジの方が酒が効いていたかも。
ホテル・ザッハーで、約5,000円の最も大きなサイズを購入。コーティングされているチョコレートは、独特のざらざら感があって固い。チョコレートもスポンジも、かつて食べたことがないような大人向けの味。
胸焼けの原因の一つとなったウィーン名物のウィンナシュニッツェルは、ツアーの昼食にて体験。子牛の肉を叩いて薄く伸ばしたカツレツにレモンを絞って食べる。皿からはみ出さんばかりの大きさに引きつつ完食。
夕食は街中の人気レストラン「ミュラーバイスル」へ。
濃厚スープ、グヤーシュ。これで胸やけが更に酷くなったような。
ミックスグリル。完食に至らず。
相方は違う一品。何だったかな。
ツアーは街中で解散していたので、宿泊先の Hotel Bosei Wien までタクシーで移動。
旅行には「地球の歩き方」オーストリア編、パリ編の二冊を持参。他は地図のコピーで済ませたが、旅程に無い街にも幾つか立ち寄ったので、嬉しいやら困ったやらという面も。
ウィーン中心部の地図の枠外に、一部情報を手書き記入。