マルクト広場にある市庁舎の仕掛け時計は、煩いくらいの音量のラッパが鳴るだけ。この旅行中に見た各地の仕掛け時計に比べ、至ってシンプル。
聖マリエン教会。
他の見所はグリム兄弟も通った大学教会、大学造形博物館、大学文化史博物館など、大学に関する施設が多い。それらは点在しているため、私達が行ったのは街の中心となるマルクト広場近辺のみ。
ガイド嬢を振り切るようにして別れた後、途中で二つの交通事故渋滞に引っ掛かり、フランクフルトに到着したのは夜七時。夕方に到着して自由行動の予定だったのに!
フランクフルト入りしてからは、レストラン Zum Storch 直行。
夕食時にフランクフルト名物の林檎酒、アプフェルヴァインがサービスされた。透明で琥珀色の普通のジュースのような見掛けで、「フルーティで酸っぱいところが癖になる味わい」というガイドブックの説明を読んで楽しみにしていたところ、私が苦手とするニッキ系の味と匂い――物は言い様だが、また騙された!