ローテンブルクの旧市街を囲む城壁は回廊になっているので、一部区間を歩いてみた。
木製の手摺りは今にも崩れ落ちそうだし、回廊は狭くて足元が悪い。
修復のために寄付した人や会社を記したプレートが所々に嵌め込まれている。
近くの家の屋根や庭くらいしか見えず、景色は期待外れ。
聖ヤコプ教会を望む景色が良いくらいか。
シュランネン広場。数箇所ある階段うち、滞在ホテルがちょうどここにあるので降りた。
北側の壁の西端となるグリンゲン門から、一区間で十数分掛かったが、暗くなりつつあって他に誰も歩いておらず不気味だった。正直なところ、あまり面白いものでもなかったかな、と。
ショーウインドウに並ぶ、ボトルの形が独特なフランケンワイン、そしてシュネーバル。
シュネーバルは「スノーボール=雪玉」という名前からイメージする通り、パイ生地のような薄い皮が丸まった形のローテンブルク名物菓子。ライトアップされたショーウインドウにたくさん並んでいるのがあまりにも可愛らしくて、外側に粉砂糖がまぶしてあるスタンダードなものと、チョコレート掛けのものと、欲張って二つも買ったもののかなり微妙。皮に味がないし、男性の拳ほどの大きさがあって、食べ切るのは辛い。日本にまで持ち帰って家族に押し付けたが、やはり評価は今一つだった。