ロープウェイは前年に開通したばかり。それまでは往復4-6時間も掛けて五彩池まで歩くのが当たり前だったとか。ただ、登山道と下山道とに分けてあり、片方でしか見られない池もあるため、現在でもロープウェイを使わず全行程を歩き通す人が多い。
明鏡倒映池の辺りは勾配があって、階段が続く。案内表示を無視して下山道から登って来るのは、何故か大抵が中国人グループ。只でさえ騒がしいのに、記念撮影のポーズを決めるのに時間が掛かって一番のスポットを延々と占領したりするから、私達の進み具合も鈍る。
330の小さな池で構成される盆景池。木、石、花、草が美しく織り成す様が盆栽のようだとされているが、木々に囲まれて見晴らしが良くないので分かり難い。
金沙鋪地は世界で一番長い石灰岩群で、水が流れると龍の鱗のように金色に輝くという。前後に現れる剥き出しの石灰岩は、黄龍の名に由来するように黄色味が強い。