中央広場にあるフラウエン教会(聖母教会)。
正午を知らせる鐘が鳴り、教会の仕掛け時計が動き始めた。からくりは一日に一回だけ。1346年にニュルンベルクで発行された神聖ローマ帝国法「金印勅書」がテーマ。現れるのは、カール四世と七人の選帝候。
昔の街並みを再現した可愛らしい店が集まる「職人広場」のレストランにて、名物ニュルンベルガー・ソーセージの昼食。香辛料が効いた小振りの焼きソーセージで、肉の密度も味も濃い。
巨大肉団子入りスープも付いて来たので、とにかく肉・肉・肉!
デザートにレアチーズケーキ。
ニュルンベルク土産として、名物「レープクーヘン」を購入。ナツメグなどの香辛料やナッツを加えた焼き菓子で、最初の一口目は大味だが、噛めば噛むほど味が出る――というのがガイドブックに掲載されていた説明。チョコレートのコーティングに惹かれ、チョコレート好きの私は欲張って大きな箱のを買った。しかし、チョコレートは甘味もなくて妙な味で、むにゅむにゅとした食感が見た目と違うせいか、正直言って美味しいと思えず。ローテンブルクで買ったシュネーバルといい、このレープクーヘンといい、ガイドブックに書いてあることを鵜呑みにした私が馬鹿だった。