夕日を見るため、シュエサンドー・パゴダへ。このパゴダが人気なのは、珍しく登ることが出来るところ。
但し、手すりはあれど、階段は急傾斜。約十段で一区切りの階段が五層あり、振り返っては悲鳴を上げつつ、何とか最上階まで辿り着いた。途中の階にもテラスがあるが足元も悪いし、人がやっとすれ違うことが出来る幅しかなく、最上階もドーム部分と角のスペース以外はやはり狭い。柵(というよりも仕切りの石)も低くて、奥行きもない。
手すりの角度で傾斜が伝わるだろうか。
ガイドさんが平然と柵に座っていたので、流石に現地の人は違うなと思ったら、観光ガイドを始めた頃は怖くて登ることすら出来ず、客にだけ「どうぞ」と下で待っていたらしい。ところが、「一緒に登ってくれなかった」と苦情を入れられてしまい、その後毎日練習をして、努力で高さに慣れたのだとか。
直前に訪れたダマヤンヂー寺院。
タビィニュ寺院。
最上階のテラスには30分程いて、夕日が沈んだのを確認してから降りた。太陽は時々雲に隠れたりだったが、心配していた雨に降られずに済んで良かった。